患者さん紹介……小早川渉選手
5月20、21日に沖縄で開催された第52回全日本男子パワーリフティング選手権大会オープン83kg級でもう何度目が分からない優勝を勝ち取った、約30年来の友人の「パワーリフティング界のレジェンド」小早川渉選手が試合後のケアで来院されました。
僕は23歳時に怪我で早々と勝負の世界から脱落しましたが、小早川選手は僕の1歳年上にも関わらず、今年も優勝を成し遂げました。このことは、常に日本一を目指して競技に取り組んでいない人にはなかなか伝わりづらい事ですが、本当にとんでもない事です。
小早川選手は決して天才的な肉体的才能に恵まれている訳では無く、今まで何度も怪我で痛い目に会っています。今年も試合に向けての練習中に体調を崩してしまいながらなんとか調子を上げてきましたが、なんと試合前日に腰を痛めてしまいました。しかし、とてつもない恐怖と不安に直面しながら、キッチリと試合で優勝を掴み取りました。
僕は古いタイプの人間なので、予め周りに言い訳をして予防線を張らずに、黙ってキッチリと結果を出す小早川選手にはシビれますね!!だからこそ何度も全日本を制してこれたのだとも思います。
次の試合も決まっているとのことなのですが、暫くは心身ともに休息を取ってゆっくりしてください!!